■第1課題 第3設題 A評価
不登校やいじめは学校教育の大きな課題です。これらの問題行動の原因や背景にどのようなことが考えられますか。
[講評]
・参考文献を読みこなし具体的に記述されている良いレポート。
・的確な内容となっている。
■第2課題 第3設題 A評価
あなたは、教師になったらどのような生徒指導を実践したいと思いますか。
[講評]
・生徒指導実践を2つの角度から論旨展開する力強いレポート。
■試験対策 A評価
論述の対策文 全1問
※経年による傾向の変化は自身で確認のこと
■参考文献
『最新 生徒指導・進路指導論』吉田辰雄 図書文化 2006年1月13日
■備考
資料は試験対策の内容を確認いただくため「試験対策→第1課題→第2課題」の順に記載。
■試験対策
近年、児童生徒の規範意識が様々な問題行動の要因となっているとの指摘があり、そのような状況の背景にも触れながら児童生徒が、自分に自信を持てないという自尊心の低下、あるいは、社会や公共の規範意識の低下ということが言われている。 このようなことを考えながら、生徒指導にあたってあなたは何を重視するか、具体的な事項をあげて述べなさい。(1200字程度)
(1)近年児童生徒がおこす様々な問題行動の背景には、地域コミュニティの崩壊が関係すると言われる。
(2)従来、親や周囲の大人の言動から身につけていた規範意識が、周囲にモデルとなる大人がいないことにより身に付かない。
(3)外部との関わりの少なさからコミュニケーション力が低下し、集団の中でアイデンティティを確立できず自尊心が低下する。
(4)規範意識の低下は反社会的行動を、自尊心の低下は非社会的行動を招く。
(5)これらの背景から、規範意識・自尊心を高める学校教育の重要性は年々高まっている。
(6)しかし「ルールを守れ」「自信を持て」と根性論を押し付ける教育では、聞く姿勢の乏しい現代の児童生徒には効果が薄い。
(7)生徒自らが有意義な実...